今年に入り、山梨県公安委員会がパチスロ4号機の検定申請を見合わせるよう指導しているとの情報が錯綜する中、《グリーンべると》は4月12日、山梨県警生活安全企画課に電話照会し、それが事実であることを確認した。
電話取材によると、メーカーが温存する旧要件機の検定申請について山梨県警では、05年中の検定申請を終えるよう各メーカーに指導していたという。今回、指導の対象となっているのは検定申請が今年に持ち越されたパチスロ4 号機で、「この指導は04年1月30日の改正規則の公布時点から各メーカーに出していたもの。旧要件機についてはできるだけ早く(検定を)取ってほしいとアナウンスしていた。これにきちんと対応したメーカーもある中で、指導の公平性を担保することが重要だ」(同課担当官)として、この方針を今後も堅持する構えを示している。
指導の対象となった機種については、すでに検定が下りている府県も確認されており、今後のメーカー側の対応が注目されるところだ。