セガサミーホールディングの子会社である(株)サミーネットワークス(大野政昭社長)では12月7日、中国にてモバイルコンテンツ事業を展開する同社連結子会社のSammy NetWorks Asia Pacific Limited(以下SNWAP)の解散、及び孫会社であるJVMMS Holdings Ltd.の全株式譲渡を決議したと発表した。
中国では携帯電話向けコンテンツサービスに関する各種規制強化が行われ、2006年6月より売上が従前の半減となる事態に直面していた。これに対し人員削減、広告費削減などで対応してきたが、更に規制強化が追加的に実施されたため売上が減少。今後現況下での業績回復は困難と判断し、孫会社の全株式を売却するとともに子会社を解散、同事業から撤退する。
なお、今回の株式譲渡及び子会社の解散が2008年3月期の連結業績に与える影響は、特別利益約2億円が生じるものと同社では見込んでいる。