全日本遊技事業協同組合連合会(山田茂則理事長)は10月11日、東京・市ヶ谷にある『遊技会館』で理事会を開催。理事会後の定例会見でパチンコパーラー店内に設置する銀行ATM(現金自動預け払い機)のフィールドテストを10月末から半年程度かけて実施する予定であることを明らかにした。テスト実施店は東京、神奈川あわせて10店舗になる模様。
銀行ATM設置は昨年7月に銀行ATM運用会社の(株)トラストネットワークス(東京都中央区・竹村理社長)から提案を受けたのがキッカケ。これを受け、全日遊連では同年11月から協議を重ねていた。
今回フィールドテストに投入される銀行ATMは“のめり込み”防止の観点から一日の利用限度額を3万円に制限。また銀行口座に残高がある場合のみ出金を可能とし、無担保カードローンや当座貸越等、借入につながらない仕組みになっている。ATM設置基本料は月額で7〜10万円が想定されている。