【年頭所感】より魅力ある業界に向けての一歩となる一年に~全日遊連・阿部理事長

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全日本遊技事業協同組合連合会
理事長 阿部 恭久

2023年新春 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

皆様方には、益々ご健勝で輝かしい2023年の新春を迎えられましたことを心からお慶び申し上げます。

また平素から、全日遊連の諸活動に対し、ご支援、ご協力いただいておりますこと、厚く御礼申し上げます。新年を迎え私も身を引き締め、業界の未来を見据えた改革に向け、決意を新たにしているところでございます。

昨年の年頭所感では、2年にわたる新型コロナウイルスと人類との戦いについて触れさせていただきました。あれから1年が経過した現在も、新型コロナウイルスは拡大、縮小を繰り返しており、次々と新たな変異株が発生する等、未だ完全終息は見えない状況です。こうした社会において、あらゆる産業がそうであるように、私たちも新型コロナウイルスと共生し、経済活動を続けていかなくてはなりません。

皆様の日々の地道な努力により、この3年間パチンコ・パチスロホールにおいてクラスターの発生は確認されておりません。ご協力いただいた組合員ホールの皆様並びに関係各位に対し、年頭のご挨拶の場をお借りして、心から感謝申し上げます。

しかしながら、感染症対策が長期にわたっていることから、ともすると対策がおろそかになりかねないことが危惧されます。昨年11月には、「パチンコ・パチスロ店営業における新型コロナウイルス感染症の拡大予防ガイドライン」も改訂しております。再度ご確認いただき、引き続きガイドラインを軸とし、ホールからクラスターを発生させてはならないとの強い決意をもって、お客様をより安心・安全にお迎えできるよう全国のホールで取り組んでまいりたいと思います。

また、昨年春には、旧規則機の撤去に係る経過措置期間が満了し、私たちホール営業者を含む業界全体が一致団結し、大きな問題もなく入替えを完遂することができました。これもひとえに業界に携わる皆様のご協力の賜物であります。この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。

さて、昨年発表されたレジャー白書の数字を見ますと、参加人口は720万人と前年に比べて微増ながら依然として業界は厳しい状況にあります。こうした状況に加えて、ここ数年はコロナ禍の影響等もあり店舗数の減少が加速しております。この状況に歯止めをかけるためにも、これまでの業界の在り方を一つ一つ見直していかなくてはならないと思います。

昨年11月からスマートパチスロの導入が開始されました。本年には、スマートパチンコも市場に導入される予定となっております。こうした新たな遊技機によって、新たなファンの支持が拡大する起爆剤となってくれることを切に願っております。

現代は、若年層のみならず各年代において、自宅での余暇の楽しみ方が多様化しています。そうした中、私たちは娯楽としてのパチンコ・パチスロの魅力を高めていく必要があります。そこで私たちに求められているのは「大衆から親しまれる身近で手軽な娯楽」であることを再認識するとともに、余暇に足を運んでいただける空間として、お客様に癒しと楽しみを提供していく必要があります。そのためには、全国のホールの現場におられる組合員の皆様、各都府県方面組合の方々、遊技機メーカー団体を始めとした関係団体のお力をお借りしなくては成し得ません。本年も引き続き、ご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

結びにあたりまして、今年こそ、より魅力ある業界に向けての一歩となる一年になるよう、関係各位のご支援、ご協力をお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げまして、私からの年頭のご挨拶とさせていただきます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

以上

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