遊技機・周辺機器市場、前年度比3.6%減

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 (株)矢野経済研究所(東京都中野区・水越孝社長)は8月1日、遊技機および周辺機器の市場規模を調査した「2006年度パチンコ関連機器産業の最新市場動向」(06年7月〜07年6月)の概略を発表した。市場全体では前年度比3.6%減の1兆5656億6600万円となり、パチスロ機および周辺機器の落ち込みが影響したと伝えている。

 それによるとパチンコ機は前年度比0.6%増の8750億900万円、パチスロ機は同9.7%減の4854億400万円、周辺機器は同5.0%減の2052億5300円で、報告書では「パチンコ機市場がほとんど唯一の勝ち組市場になっている」と指摘している。

 ただそのパチンコ機市場も新台販売台数は前年度比5.4%減の383万1211台となっており、販売台数の低下を遊技機の単価の上昇に伴う売上の増加がこれを補った格好だ。パチスロ機の新台販売台数は同8.3%減の163万7853台という結果だ。

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