遊技機販社のオーケーエーが事業停止、負債額は40億円

投稿日:2022年8月3日 更新日:

パチンコ、パチスロ機の販売業を手掛けていた㈱オーケーエー(本社:新潟市/金子勝浩代表取締役)は8月1日、事業を停止。自己破産申請の準備に入った。負債額は約40億円。複数の信用調査機関が伝えた。

同社は1992年2月に設立。遊技機の新台や中古機を取扱い、新潟県内のパチンコ店を主な得意先としたほか、群馬県や長野県、東京都、東北の一部などを営業エリアとして展開。2018年からは中古機の販売に加えてレンタルを開始し、2020年1月期には売上高21億8,700万円を計上していた。

しかしコロナ禍などでパチンコ店の集客が低迷し、設備投資を抑制。2021年1月期の売上高は15億9,661万円に急減した、2022年1月期も好転の兆しは見られず、同期の売上高も15億5,600万円にとどまり赤字を計上。この間、コロナ関連融資を導入するも、実質的な大幅な債務超過が続く中で資金調達に難航、今回の措置となった。

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