全国遊技機商業協同組合連合会（寺内一史会長）は6月12日、東京・竹橋のKKRホテル東京にて第19回通常総会を開催。上程された議案はすべて原案通り可決・承認され、任期満了に伴う役員改選では、新会長に東日本遊技機商業協同組合の井坂武彦理事長が選任された。
井坂新会長は就任挨拶で「昨年度の中古流通では過去最高を記録し順調に推移しているが、業界を取り巻く環境は非常に厳しい。全商協も色々な課題を抱えているが、寺内会長の路線を継承して諸問題に取り組んでいく」と述べた。
退任挨拶を行った寺内前会長は「通算14年に亘って全商協の運営に（役員として）関わり、その間に販社は大きく発展できた」と過去を振り返り、平成12年6月の中古遊技機流通健全化要綱施行や平成16年7月の国家公安規則改正よる法的認知などに触れ「遊技機業界は以前厳しい状況下にあるが、全商協はその役割を果たさないといけない」と新体制へエールを贈った。
