宮城県遊協、行政が一層の遵法営業を要請

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 宮城県遊技業協同組合(小山重道理事長)は1月30日、仙台市内のパレスへいあんにおいて、新春経営者研修会および新年懇親会を開催した。

 経営者研修会では宮城県警察本部生活環境課の佐藤栄一課長補佐と同・暴力団対策課の武山宏司課長補佐の両氏による講話、ゴト対策専門家によるセキュリティセミナーがそれぞれ行われ、佐藤課長補佐は(1)遊技機の入れ替え、(2)不正改造の防止、(3)賞品の取り揃えの充実、(4)賞品買取問題の4点について言及。とくに不正改造の防止については「県警では昨年、性風俗の取締強化を推進したが、次はパチンコホールの取締強化となることを認識してほしい。市民やホールからの通報に加え、PSIOからも色々と情報が入っている」と厳しい口調で述べ、健全化に向けた自主的な取り組みを要請した。

 懇親会で小山理事長は「業界の目指すべき方向性ははっきりしている。まずは遊技機の射幸性を抑制し、さらに不正防止や賞品の取り揃え充実等に取り組むことで、身近で手軽な大衆娯楽に変わらなければならない」と述べた。なお当日は県内の福祉団体など7団体に寄付金(合計約430万円)を贈呈した。

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