このイベントは足立区内の4組合52店舗が地域貢献と青少年健全育成支援の一環として、ヤクルト本社東京支店の協力のもと、開催したもの。各組合が地元の少年野球チームから25名ずつを招待、スワローズOBからは杉浦亨氏(元外野手)、青柳進氏(元捕手)、五十嵐貴章氏(元投手)の3名が参加した。
開会にあたり、4組合を代表して綾瀬組合の小田精一組合長が「元プロ野球の3選手が指導してくれます。しっかり指導を聞いて、上手くなってください」と挨拶、後援した足立区教育委員会体育振興課の宮本博之課長は「野球の練習だけでなく、挨拶や礼儀、マナーも学んでください」と述べた。
午後1時からの練習では、準備体操や走塁練習、キャッチボールの後、各ポジションに分かれての守備練習、バッティング練習が行われ、子どもたちは終始、大きな声を出しながら練習に集中、熱心に元プロ選手のアドバイスに耳を傾けていた。また、バッティング練習では五十嵐氏がバッティングピッチャーをつとめ、子どもたちは元プロ投手との対戦を楽しんだ。
練習を終えて、杉浦氏は「2、3時間の練習だけでは上手くなりません。上手くなろうという気持ちをもって日々の練習を頑張ってください。また、野球だけでなく、挨拶もしっかり出来る選手になってください」などとエールを送り、参加選手を代表して「リトルフィッシュ」(千住)の田村キャプテンが「今日、教わったことを忘れずに、練習、試合にいかしていきたい」とお礼の言葉を述べた。