東海エリアで23店舗のパーラーを展開する善都(愛知県豊田市・都筑順雄社長)は4月9日、子会社2社を含む2007年12月期(07年1月〜12月期)のグループ決算を発表。売上高は前期比1%減の1052億6400万円、経常利益は同58.5%減の19億3000万円と減収減益を計上した。4月 10日付け中部経済新聞が報道した。
記事によると、同期中は遊技機設置台数が1000台を超える大型パーラー3店舗を新規オープンし、小型パーラー1店舗を閉鎖した。その一方でパチスロ5号機への入れ替え費用がかさんだほか、新店舗における人件費が増加したことが減益に影響した。
今後の5年程度でリニューアルや新規オープンにより、大型店を現状の5店舗から10店舗に倍増させる方針。また今期(08年1月〜12月期)には愛知県岡崎市内に他業種を含めた複合施設をオープンするほか、既存店1店舗を大型店にリニューアルする予定。
今期は、売上高1238億1000万円(前期比17.6%増)、経常利益36億2900万円(同88%増)の増収増益を目指す。