冒頭、オーイズミの大泉秀治副社長はパチスロ市場の現状について、「パチンコと比較してカテゴリが少なく、そのために入れ替え頻度が増加している。本来であれば5号機の入れ替え頻度は4号機時代と比較して半減しなければならない」と述べ、新カテゴリの創出による入れ替え頻度の減少が需給双方に求められていると説明。また「ハネスロは1回の遊技で最低1回はボーナスに当選できるタイプであり、お客様の裾野を広げる意味でも、新ジャンルとなるよう育てていきたい」と今後も同タイプ機を継続的にリリースしていく方針を示した。
新機種『ギャラクシーウイング』は、メインリールを2本にし、完全目押し不要でプレイできる『元祖ハネスロ』の仕様はそのままに、ボーナス(純増50枚、100枚、150枚の3種類)の合成確率を1/68(設定1)〜1/58(設定6)まで高めているのが大きな特徴。ベースは1000円あたり35〜39ゲームと高めで、2000円に1回はボーナス当選に期待が持てる。
また『元祖ハネスロ』では小役・ボーナスともに第1・第2リールに図柄が横並びし、従来の第3リールに位置づけられる「倍々リール」に「×1」〜「×3」の図柄が停止することで獲得枚数が1〜3倍となるしくみ(有効3ライン)だったが、『ギャラクシーウイング』では、これに加えてリプレイにも対応。ボーナスの同時当選期待度がそれぞれ約2%、約20%、約50%となる。
さらに同機ではパンク率振り分けタイプのRT「シューティングモード」も搭載。RTの突入契機は、まず通常ゲーム中、見た目はあえてわかりにくくしたバラケ目のミニボーナス(純増約20枚、確率1/200〜1/240)当選後、液晶演出上は2ゲーム間の「シューティングチャンス」となる。そこで戦闘機が打ち抜くレベル1〜4のパネルによってRTの継続期待度を表示後、RTに突入する。このRTは3種類あるミニボーナスによってRTパンク役であるレアリプレイ(リプレイ・リプレイ・青7)の成立確率が1/10、1/50、1/100のいずれかに振り分けられる。RT中の純増は現状維持程度。出玉率は96%(設定1)〜113%(設定6)。納品は4月6日からスタートする予定。