10月1日から「たばこ」が値上げされることに伴い、パーラーで景品として提供される「たばこ」の交換玉(メダル)数も改定される。全日遊連ではこのたび、各都府県遊技場組合を通して各店舗へ適正な改定を行うよう通知した。
通知によると、玉およびメダルを「たばこ」に交換する場合に端数が発生した場合は、「切り上げ」て交換することになる。
例えば、410円の銘柄のたばこを貸玉4円の玉で交換する場合、410円÷4円=102.5個となり、1箱あたり0.5個分の端数が生じるが、この際、交換玉数は切り上げて103個とする。
メダルの場合も同様の計算式となり、貸しメダル20円の場合、410円÷20円=20.5枚となるが、端数を切り上げて、21枚で交換する。
いずれの場合も「切り上げ」分相当の景品をもって充当することが望ましい。
なお、端数分の少額景品が用意できないとき、こうした景品を提供せずに「切り上げ」(客負担)とすることは法令違反とはならないが、端数を「切り捨て」てパーラー負担とし、たばこの販売価格に満たない玉(メダル)数で交換することは、等価交換規則に違反するおそれがある。