同質化からの脱却へ向け、マーケターが集結

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 (株)第二営業部では業界内で成果を残すマーケターを集め、多角的な視点からマーケティングについて学ぶ「知求堂マーケティングイノベーション」(全6回)を主催、その第1回が9月17日に都内で開催された。

 ナビゲーターを務める同社の堀川和映顧問は、「差別化を図ってもいずれは同質化のなかでの競争となる、この構図からどうすれば脱却できるのか。最終的な目標は、全国大手チェーンが自店の隣に出店しても、共存していける営業だ」とコンセプトを説明。

 「大切なのは知識を詰め込むことでなく、それを自分のものとし、実践できること」とし、問題を外部の責任に押しつけず、自身に要因を求めることでイノベーションが生まれると説いた。

 セミナー参加者は6チームに分かれ、実在の地方都市に「もし全国大手チェーンが出店してきたら」という仮定のもと、地元の既存店6店舗を担当し生き残り策を練る。それに寄与するマーケティングの考え方が毎月セミナーで提供されていくという趣旨だ。なお、サンプルとなった地方都市の人口構造、世帯特性といったデータはノンブルマーケティング(株)より各チームに提供される。

 第1回セミナーでは参加者同士の距離を縮めるため肌勢健二氏がアイスブレイクを担当。また、堀川氏がマーケティング概論について述べた他、(株)ノウズ・金村龍馬氏、ノンブルマーケティング(株)・斎藤晃一氏の両名が講師を担当した。

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