カードユニット設置比率、P機86%、S機28%

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 一般社団法人プリペイドシステム協会(PSA/大髙時男理事長)に加盟する6社から提供されるカードユニット(CU)の設置台数が今年3月末現在でパチンコ機約272万2000台、パチスロ機約38万3000台であることがわかった。5月31日、都内で開かれたPSA通常社員総会で報告されたもので、6月16日に配信されたPSAニュースリリースが伝えている。

 警察庁から報告されている昨年12月末現在のパチンコ機設置台数は315万8799台、パチスロ機は134万7176台。これをベースに単純計算したCUの設置比率はパチンコ機約86%、パチスロ機は約28%と弾かれる。

 カードユニットは04年7月に施行された改正規則まで遊技機との一体型式として運用されていた。だが同改正により一体型式から外れ、カードユニットは遊技機の型式には含まない形に変更、現在に至っている。

 PSAはこの改正規則を受けて04年7月に設立。一体型式から外れたとはいえ、カードユニットと接続に必要な端子板(遊技球等貸出装置接続端子板)は遊技機本体に搭載されることから、型式に残った同・端子板とCUとのインターフェイスの標準化・統一化を目的としていた。

 現在のPSAの社員企業は、日本ゲームカード、マースエンジニアリング、グローリナスカ、クリエイションカード、ジョイコシステムズ、ユニバーサルエンターテインメントの6社となっている。

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