東京都の「緑の東京募金」に貢献した団体・個人を表彰する感謝状贈呈式が2月2日、都庁で行われ、東京都遊協に「東京都知事賞」が贈呈された。式には都遊協原田理事長が参列し、石原慎太郎都知事から感謝状を受け取った。
式の冒頭、石原都知事は「人間らしく生きていくには緑が不可欠。緑を増やしていこうという志のある方の協力がないと生活環境は変わらない。引き続き、ご協力をお願いしたい」などと述べた。また、同募金実行委員 海の森実行委員長を務める建築家の安藤忠雄氏は「市民参加によって世界に冠たる美しい東京ができればうれしい」と語った。
同募金は、東京湾の「ごみの島」の森化をはじめ、街路樹の整備、校庭の芝生化、花粉の少ない森づくりを主な活動として進めており、都遊協ではこの趣旨に賛同し、平成20年から3回寄付金を寄贈している。
「緑の東京募金」都知事賞の対象は、法人300万円以上、個人100万円以上の貢献をした者で、今回は法人・個人あわせて19者が受賞した。