パール社、会員管理システム「PCS」を刷新

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アンケート結果の画面例。

 パールマーケティングソリューションズ(東京都中央区、竹村悟志社長)はこのほど、同社の会員管理システム『パールカード・システム(以下、PCS)』を刷新。新機能として来店客から効率的にアンケート収集ができる機能を追加したほか、貯玉機能や来店ポイント機能といった既存の主要機能を拡充し、1月23日から『新世代パールカード・システム』として正式リリースした。

 PCSは端玉貯玉専用の会員を募り、貯めた端玉をポイント(名称はパールポイント)として管理し、ポイントに応じた景品を提供するほか、店内に設置したキオスク端末により来店客に来店ポイント(名称はEチップ)を発行するシステム。Eチップはキオスク端末上に用意された各種景品と交換可能。

 今回、新機能として追加されたアンケート機能では、来店客へのEチップ発行時に予め店側が設定したアンケート内容を表示させることで、キオスク端末(Eチップ端末)の全利用客からのアンケート収集を実現。店側は自動集計されたアンケート結果を分かりやすいグラフで閲覧・分析できる。既存のPCS導入店でも、ソフト変更にて新システムへの移行が可能だ。

 パール社の担当者はアンケート機能の活用方法について、「家電量販店の来店ポイントサービスと同様に気軽に利用でき、高い利用率を確保できるため、アンケート機能では多くのお客様の“生の声”を迅速・簡単に集めることが可能。例えば一番期待されているイベント、自店で実施しているサービスの認知度、送ったDMの視読率など、これまで数値化できなかったものを“見える化”させることができます。また、他に何店舗通っているのかなど、来店履歴だけでは把握できなかった情報収集も可能になります」と話している。

 なお、パール社の取引店舗数はPCSをメインに約450店舗に達しており、PCS導入店における端末利用率は平均して全来店客の約70%という。

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