9月30日に開かれていた「ゴト対策に関する4団体会議」で、パチンコ・パチスロの省電力化に関する当面の取り組み方針が伝達されていたことがわかった。11月16日に都内で開かれた全日遊連理事会後の定例会見で報告された。
パチンコの節電設計については、従来から取り組んでいる照明のLED化や、その他の低消費電力部品の採用に加え、待機時の照明および液晶の明るさの低減を柱に、台あたり従来比20%の削減目標が掲げられた。
一方のパチスロは省電力部品の採用および高効率の回路設計と並行して、音量を抑制するとともに抑制レベルを統一化。今後型式申請するパチスロから順次対応していく方針だ。
4団体は全日遊連(ホール全国組織)、日遊協(ホール、メーカー、関連企業の業界横断組織)、日工組(パチンコメーカー団体)、日電協(パチスロメーカー団体)。今回の節電方針は、パチンコは日工組から、パチスロは日電協からそれぞれ示された。