アクセル、第2四半期累計業績予想を上方修正

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 パチンコ・パチスロ機を中心にグラフィックス・チップを提供しているアクセルは9月14日、4月26日に公表した平成24年3月期第2四半期(累計)業績予想の修正を発表した。

 修正後の同期連結及び個別業績予想は以下の通り。
【平成24年3月期第2四半期(累計)連結業績予想】
売上高39億3000万円(前回発表予想37億円)
営業利益5億8000万円(同3億円)
経常利益6億円(同3億円)
四半期期純利益3億5000万円(同1億8000万円)

【平成24年3月期第2四半期(累計)個別業績予想】
売上高39億3000万円(前回発表予想37億円)
営業利益7億6000万円(同5億円)
経常利益7億8000万円(同5億円)
四半期期純利益5億3000万円(同3億4000万円)

 修正の理由について同社では、主力市場である遊技機器市場において、パチンコホールの新台導入意欲に回復の兆しが見られるなど、懸念された東日本大震災の影響が限定的にとどまるものと分析。現在までの販売状況及び第2四半期までの需要動向から、主力製品である遊技機市場向けグラフィックスLSIは、当初計画を若干下回るものの、ほぼ想定内での推移になるためとしている。一方、同市場向けLEDドライバLSIは特定顧客の旺盛な需要により当初計画を大幅に上回る販売が見込まれ、これに加えて、試作開発費の計上時期が第3四半期以降にずれこんだことなどから、業績予想を上方修正している。

 なお、平成24年3月期の通期業績予想に関しては、今後の社会経済動向や遊技機市場の動向が不透明なため、現時点では前回発表予想値を修正していない。

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