コモンウェルスE、3期連続の赤字決算を計上

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 アミューズメント関連事業のコモンウェルス・エンターテインメントは5月13日、平成23年3月期決算短信(非連結)を発表。売上高25億3800万円(前年比15.2%減)、営業損失2億1700万円(前年は9億900万円の営業損失)、経常損失2億1200万円(前年は経常損失10億8700万円)、当期純損失1億7000万円(前年は当期純損失10億9900万円)と、3期連続の赤字決算を計上した。

 コンテンツ事業では、東日本大震災の影響によりパチンコ・パチスロ業界において発売スケジュールや広告宣伝活動の計画見直しが行われ、年度末に契約締結を予定していた大型版権契約の契約自体の見直しや、既存の開発中のパチンコ遊技機に伴う大型な広告宣伝契約の締結が困難状況となり、売上高9億300万円(前年比45.8%減)、営業利益6200万円(前年は6億3400万円の営業損失)と、当初予想を大幅に下回った。

 アミューズメント事業では、アミューズメント施設用メダルゲーム機への転用事業並びに同社オリジナル筐体「OMEGA-V」の販売・レンタルについてほぼ当初予想通りに推移したが、販管費及び一般管理費が増加し、売上高11億1400万円(前年比4.6%減)、営業損失4400万円(前年は8000万円の営業利益)となっている。

 コンサルティング事業では、LED照明販売を通じた店舗照明の総合コンサルティングを行う「ECO(エコ)プロジェクト事業」が期待した収益を生み出せなかったものの、売上高5億2000万円(前年比224.5%増)、営業利益2億8200万円(前年は200万円の営業損失)となった。

 次期の見通しについて同社は、売上高25億円(前年比1.5%減)、営業利益6000万円(前年は2億1700万円の営業損失)、経常利益6000万円(前年は2億1200万円の経常損失)、当期純利益6000万円(前年は1億7000万円の当期純損失)と、黒字転換を予想している。

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