日遊協が「ぱちんこ&パチスロフェスタ」を開催

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 日遊協主催による一般ファンを対象とした「もっと楽しく!!もっと遊べる!! ぱちんこ&パチスロフェスタ」が2月26日、都内墨田区「すみだ産業会館サンライズホール」で開催され、一般ファン650名(うち遊技を止めたパチンコ休止者、パチンコ未経験者41名)が来場するなど盛況を博した。

 業界団体主催による一般ファンを対象にした遊技機イベントは06年10月に開催された「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ展示会」(東京・池袋)以来4年ぶりとなる。今回のフェスタは「4円パチンコ」をベースに消費金額・消費時間・面白さなどのコンセプトに基づいたパチンコ・パチスロ機を既存ファン、パチンコ休止者にも遊技してもらい、意見をフィードバックする目的で業界13団体の後援のもと開催したもの。

 当日、出展された遊技機は現行機53台、コンセプト機32台の合計85台。このうちパチンコのコンセプト機では「セブン機+羽根物の融合タイプ」、「大当り2回セットタイプ」、「よく回りよく当る7個賞球タイプ」、「大当たり確率が甘く、最も大当りしやすく楽しめるタイプ」、「電チュー開放頻度の高いストレスフリータイプ」、「安心して遊べる賞球5個タイプ」と、いずれも現行の遊技機規則(内規)の範囲内で開発可能な6タイプを出展。

 パチスロのコンセプト機は、「ボーナス成立後リールの引き込みコマ数が増えるため、初心者が遊びやすい&目押し練習モード搭載」、「第3停止ボタンを3秒以上長押しでボーナス自動停止」、「同一図柄のボーナスのメダル獲得枚数が3パターン」、「2機種分のスペックを同居させ、プレイヤー側で選択可能」の4タイプ(いずれもイヤホンジャック付き)。現行規則では実現不可能ながら興味深い試作機を出展し、同コーナーは終日賑わいをみせた。

 なお、試打コーナーを終えたファンは別フロアでアンケート調査や、個別テーブルでメーカー担当者を交えたディスカッションに参加するなど、従来の遊技機イベントでは見られなかった直接交流も行われた。

 また、フェスタ終了後には「遊技機アワード2011」が同会場で行われ、ファン雑誌のファン投票結果とホール団体責任者の投票を元に計7部門のベスト3が表彰された。

 各部門の1位に選出された機種は以下の通り。
■パチンコ
・CRAA部門(〜1/59)/CRAさくらももこ劇場コジコジN-V(ニューギン)
・遊パチCRA部門(1/60〜139)/CRAスーパー海物語IN沖縄2SAKS (三洋物産)
・ミドル部門(1/140〜299)/CR天上のランプマスターS128(豊丸産業)
・ハイ部門(1/300〜)/ぱちんこCR北斗の拳剛掌HVJA(サミー)
・ハネモノ・その他部門/CRAネオビッグシューター(アムテックス)
■パチスロ
・Aタイプ部門/パチスロスーパー海物語(三洋物産)
・Aタイプ以外部門/新鬼武者(ロデオ)

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