生き残りに不可欠な自店、他店の客観視

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 パチンコ業界向けに人材派遣、人材教育を行うゼロンは1月19日、都内でパーラーの店長以上を対象としたセミナー「ゼロンアカデミーDX」を開催した。

 今回は特に自店、他店を客観視するための手法について説明。第1部ではゼロングループ・ZHP研究所の柏崎将之氏が「なぜ、あの店の接客は劇的に変わったのか!?」と題し、サービスの満足度が顧客のリピートに与える影響を強調。同社の実施するミステリーショッパーでの体験から顧客に響くサービス事例を紹介した。

 また、習慣化や指示の未徹底からくる「盲点」をチェックするためにも客観的、第三者的な視点の必要性、さらには自店の考え方だけではなく他店舗との比較も大切である等と説明した。

 続く第2部ではZHP研究所・阿部剛氏が「正しい競合他店舗調査のススメ!」をテーマに講演。頭取り等の競合店調査について「マーケット内で自店にくる顧客を増やす、他店の顧客を奪うために行っている」とその意義を強調。これを意識せず漫然とデータを取ってもコストに見合わない、自店、他店の強み、弱みを分析し自店のポジションを把握、ターゲットを設定する必要がある等と説明した。

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