アクセルのGチップ、前年同期比9万個減で推移

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 グラフィックス・チップのアクセルは1月27日、2011年4〜12月期(第3四半期累計期間)の連結決算を発表。遊技機向けのグラフィックスLSIの販売数量が前年同期の105万個を下回る96万個にとどまったこと報告した。

 この結果、売上高は66億8000万円、営業利益12億3700万円、経常利益12億6800万円、四半期純利益8億300円で推移している。今期は100%子会社であるニューゾーン社との連結初年度にあたるため前年同四半期比較は出ていないが、前年の第3四半期は売上高59億6300万円、営業利益12億3300万円、経常利益12億4700万円、四半期純利益8億700万円で推移していた。

 なお同社では今期に入り新規バージョンの「AG4」への移行に取り組みを強化していたが、第3四半期までに順調に移行が進展したことを報告している。

 一方、その他の遊技機向け製品ではサウンドLSI(デジタル化された音声データを再生するためのLSI製品)の販売数量が減少したものの、LEDドライバLSI(遊技機に搭載されるLEDを効率的に制御するためのLSI製品)は採用企業が増えたことなどから前年同期の販売数量を大幅に上回ったとしている。通期業績予想に変更はない。

2012年3月期(2011年4月〜2012年3月)通期連結業績予想
売上高 82億円
営業利益 9億5000万円
経常利益 9億5000万円
当期純利益 5億5000万円

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