兵遊青総会、社会貢献活動に今後も注力

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総会にあたり挨拶に登壇した米田邦広部会長。

 兵庫県遊技業組合連合会青年部会は5月9日、ANAクラウンプラザホテル神戸で第44回定時総会を開催した。

 総会にあたり挨拶した米田邦広部会長は、平成の時代を振り返り、「3,000万人いた遊技人口は現在約900万人となっており、ここ2年間は連続最低値を記録している。私たちの業界の将来にとって憂慮すべき問題だ」と危機感を示したのち、「そのほかにも受動喫煙防止対策等の問題も山積しているが、業界が目指す『安心して遊べる身近で手軽な大衆娯楽』としての基盤を確立していくために、皆様の若い力と柔軟な発想が必要だ」と協力を仰いだ。

 また、米田部会長は去年の活動について、リカバリーサポート・ネットワークの視察やセキュリティ問題、不正防止対策などの情報交換を行った旨を報告。毎年取り組んでいる社会貢献活動については「各種福祉団体等と緊密な連携をとり、社会的弱者の方々と直接触れあい、真に支援を求めておられる方々に対して、青年部会の特色を活かした社会福祉貢献活動にも力を入れたい」と今後も注力していく方針を示した。

 その後、来賓祝辞では兵庫県警察本部生活安全部参事官兼生活安全企画課の千代延顕司課長が登壇。千代延課長は、「業界の若きリーダーとして、業界の課題に真摯に向き合うだけでなく社会福祉活動にも取り組まれていると聞いている。そのようなリーダーの姿勢があればこそ、業界が健全で国民に親しまれる大衆娯楽として定着している」と賛辞を送った。そのほかには、永田秀一県議会議員、兵庫県遊技業組合連合会の岡本芳邦会長等が祝辞を述べた。

 総会では、プロアドベンチャーランナーの北田雄夫氏による、「可能性に挑む!~世界一過酷なマラソン走破へ~」と題した記念講演も開催された。

 なお、総会で上程された令和元年度の事業計画などの議案審議は全て可決承認された。

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