神福協、県内福祉9団体に福祉車両贈呈

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受贈した9団体と伊坂会長(前列左より3人目)

 神奈川福祉事業協会(伊坂重憲会長)は4月27日、県内の福祉施設9団体に計9台の福祉車両(約1,900万円相当)の贈呈式を行った。

 贈呈式では伊坂重憲会長が「福祉事業協会は社会貢献を行う団体として33年に渡り活動を継続してきた。大相撲招待、車いす空の旅は30年以上継続しているほか、特別支援学校の生徒を招待したふれあいコンサートの開催、設立当初から行っているボリショイサーカスへの招待も4年前からは会場を貸し切りにして楽しんで頂いている」と多岐に渡る活動を説明。

 また、横浜YMCA専門学校で二つの言語・文化の中で育った外国につながる若者が多文化性を活かし、保育士を目指す奨学生を支援する「神遊協・神福協奨学金制度」についても返済義務のない給付型で支援していると述べ、「今回は前年の57件の応募の中から厳正な審査の結果、9団体への贈呈に至った。業界は厳しい経営環境にあるが社会貢献の灯火を絶やさないよう、継続は力なりを胸に活動を継続していきたい」と挨拶した。

 これを受け神奈川共同募金会の並木裕之会長が祝辞を述べたほか、受贈団体代表として社会福祉法人・誠幸会の鈴木一誠理事長が謝辞を述べ、社会福祉法人・ビーハッピーの渡邉典夫理事長が伊坂会長に感謝状を贈呈した。

 神奈川福祉事業協会は神奈川県遊協が昭和60年に設立し、福祉寄付事業と福祉事業の2本柱による活動を展開。福祉車両の贈呈は昭和60年の設立以来続けられており、今回の贈呈で累計273台、助成総額は8億円を超えた。

  • 受贈団体に目録を手渡す伊坂会長

    受贈団体に目録を手渡す伊坂会長

  • 贈呈式終了後は伊坂会長と神奈川県遊協執行部が福祉車両1台1台を視察。

    贈呈式終了後は伊坂会長と神奈川県遊協執行部が福祉車両1台1台を視察。

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