全日遊連が理事会、阿部理事長は依存対策や適切な広告宣伝周知に協力を呼びかけ

投稿日:

理事会後には記者会見が開催された。

全日遊連は5月17日、都内港区の第一ホテル東京で全国理事会を開催し、理事長候補者の選出について決議したほか、リカバリーサポート・ネットワークにより、昨年の相談事業報告書が取りまとめられたことなどを伝達した。

理事会冒頭に挨拶した阿部理事長は、ギャンブル等依存症問題啓発週間に向けた取り組みや、適切な広告宣伝の周知活動に対する協力を呼びかけたほか、リカバリーサポート・ネットワークの依存問題電話相談事業報告書が取りまとめられたことを報告。加えて、パチンコ・パチスロ社会貢献機構による2024年度第1回理事会の開催結果として、平成17年度から行ってきた社会貢献フォーラムを今年で終了し、来年度は社会貢献大賞表彰式・助成金贈呈式を見直すなど、可能な限り経費を節減し、効率的な事業運営に努めていくことになったことが伝えられた。

また、同日発表された全日遊連組合加盟店舗数の実態調査によると、2023年4月末時点の組合加盟店舗数(営業店舗数)は6,211店舗となり、前月比で5店舗減少した。4月の新規店舗数は6店舗、廃業店舗数28店舗、休業店舗数は109店舗だった。

4月末の遊技機台数は、パチンコが186万2,369台(前月比5,785台減)、パチスロが122万6,099台(同1万2,034台増)、総台数は308万8,468台(同6,249台増)と、好調なパチスロがけん引し、今年初めて遊技機台数がプラスに転じている。

-業界ニュース
-

© 2024 グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア) Powered by AFFINGER5