マルハンはこのほど、9月5日に発生した台風第13号と7月12日に発生した北陸地方の大雨災害に対する支援として、従業員による募金活動から総額100万円を、被災地域の茨城県と津幡町(石川県)に寄付したことを発表した。
同社の従業員は、社内の自動販売機での売上の一部を積み立て、この募金を実現した。2023年11月21日に茨城県、12月12日に石川県津幡町を訪れ、それぞれ50万円を寄付した。
同社では、2010年からこの募金活動を行っており、NPOやNGO、福祉団体などへの寄付を通じて社会貢献を続けている。今回の寄付は、被災地の早期復興を支援するとともに、地域社会との共感と信頼を深める目的もある。
寄付先を訪問した《マルハン福久店》の熊坂政之店長は「津幡町では1964年以来の水害が発生した。何か支援できることは無いかと声があがり、自販機募金での寄附を思い立った。矢田町長より『町民へしっかりと届けます。ありがとうございます』と感謝のお言葉を頂いた。災害に対し、社会貢献活動ができたことを誇りに思う」と、被災地の復興への願いを込めたコメントを述べた。