サイエンスアーツ(本社:東京都渋谷区/平岡秀一代表取締役)と日立国際電気(本社:東京都港区/佐久間嘉一郎代表取締役)は、2024年春から、ローカル 5G 環境で使用可能な「オンプレミス版 Buddycom」のサービス提供を開始する。
次世代インカムアプリ「Buddycom」(バディコム) は、ボイスコミュニケーションシステムであり、スマホやタブレットにアプリをインストールすることで、トランシーバーや無線機のように複数人と同時コミュニケーションを可能にするサービス。
グループ通話やテキストチャット、動画の共有が容易に行えることにより、遠隔地とのリアルタイムな情報共有やチームコミュニケーションが可能となり、ビジネスの効率化に大きく寄与する。
これまでクラウド版の Buddycom を提供してきたサイエンスアーツは、情報セキュリティやレスポンスの要求に応えるため、新サービス「オンプレミス版 Buddycom」を開発。このサービスは、日立国際電気のオンプレミスローカル5Gと組み合わせることで、行政サービスや社会インフラの現場でより高いセキュリティを確保しながら、リアルタイム情報連携を可能にする。
特に、クラウドに接続できないエリアでも、高速かつ安全な通信が可能となり、グループ通話やLIVE動画の共有が容易に。両社は製造業を含む多様な業種への提案を強化し、公共・インフラ分野への展開も計画している。
サービスのデモンストレーションは、東京都小平市にある日立国際電気のローカル5G協創ラボで体験可能。新サービスの導入により、顧客に高機能でセキュアなネットワークソリューションの提供が期待される。