マルハン東日本カンパニーはこのほど、8月20日に《マルハン厚木北店》の立体駐車場で発生した火災に関する進捗状況(第3報)を発表した。
立体駐車場に関しては11月1日から12月28日まで解体工事を行う。周辺地域の自治会や住民団体に説明会を実施した。
当初は駐車場と廃棄車両を一緒に処理する計画だったが、行政からの指示で区別して処理することとなった。出火原因については、10月10日の消防の発表以外、確定情報はなく、現在も調査中だ。
一方、車両に関しては立体駐車場に残っている195台の車両のうち、自走可能な55台と搬出可能な28台は、9月5日から6日にかけてクレーンで搬出。このうち81台は引き渡し済みとなっている。
2階に残る自走不可能な112台の車両については、所有者や保険会社に説明し、廃棄合意書の締結を進めている。車両の廃棄手続きは所有者に対応を依頼し、廃棄作業の手配や費用はマルハンが負担する。
同社では、今後も消防や関連行政との連携を続け、適切な対応を進めるという。