㈱サイエンスアーツ(本社:東京都新宿区/平岡秀一代表取締役)が提供するデスクレスワーカー向けライブコミュニケーションプラットフォーム『Buddycom』は、7月3日よりAIとの連携機能「Buddycom AI」の提供を開始した。同機能の第1弾として、OpenAIが開発した対話型AI「ChatGPT」の連携を実現する。
「Buddycom AI」は、あらゆるAIを活用し、デスクレスワーカーの日々の業務をアシストする機能の総称。一方、「ChatGPT」はOpenAIが開発・公開する大規模言語モデルを用いた対話型AIで、今回の連携によりBuddycomユーザーは、スマホを操作することなく音声でChatGPTへの質問が可能となり、回答も合成音声で得ることができる。
「Buddycom AI」ではまた、将来的には各社が自社情報をAIに学習させるカスタマイズ環境の提供も行われる予定だ。
Buddycomは、デスクレスワーカー向けのサービスとして600社以上のクライアントに導入されている。一方で、2022年11月に公開されたChatGPTは公開2か月で世界のユーザー数が1億人に達するほど急速に拡大しており、特に日本は国別トラフィックシェアで米国・インドに次いで3位となっている。このような背景から、Buddycomのクライアントが今後の業務でChatGPTを利用することが予想され、サイエンスアーツは今回、ChatGPTの連携を迅速に実装した。
■Buddycomとは…
インターネット通信網を利用して、スマホやタブレットにアプリをインストールすることで、トランシーバーや無線機のように複数人と同時コミュニケーションを可能にするサービス。音声、テキストチャット、動画、位置情報に加え、AIを利用したコミュニケーションが可能。