「勝率」や「出玉」の満足度、パチンコ・パチスロファンとも3割程度 40代以降は特に低い傾向に

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シーズリサーチは6月7日、今年7月発刊予定の「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2023」(調査元:シーズリサーチ/共同調査:EBI、APJ)の速報版として遊技の満足度に関する調査結果を公開した。

パチンコ遊技者1,344名、パチスロ遊技者1,029名の意見を集計した結果、パチンコ、パチスロともに「勝率」「出玉」の満足度は3割程度、一方で「演出」「ゲーム性」は約5割の遊技者が満足していることが分かった。

各項目で年代別の満足度を比較したところ、20代以下のパチンコプレイヤーは、「勝率」「出玉」についてはそれぞれ約51.4%、48.5%の満足度を示し、「演出」「ゲーム性」に至っては満足度が61.7%、62.6%と高い値を示した。一方、40代以上では「勝率」については25.7%~26.4%、「出玉」については24.6%~25%と大きく満足度が低下。また、「演出」、「ゲーム性」についても50%を下回る結果となった。

パチスロにおいても、20代以下のプレイヤーは「勝率」で47%、「出玉」で49.4%と比較的高い満足度を示していた。しかし、40代以上では「勝率」が22.0%~33.5%、「出玉」が19.6%~28.6%と大幅に低下した。しかし、「演出」「ゲーム性」については全年代で約50%程度の満足度を維持している。

この調査結果から、30代以下の若年層が高い満足度を示す一方、40代以上の遊技者では満足度が低下する傾向が確認された。特に「勝率」と「出玉」については、40代以上の遊技者の約3分の2が不満を示す結果となった。これらのスペック面での不満が、40代以上の遊技者の満足度低下の大きな要因となっていると見られる。

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