兵庫県遊連青年部会は5月11日、神戸市のANAクラウンプラザホテル神戸で第48回通常総会を開催した。
総会は組合員19名中、委任状を含めて18名が出席。事業及び収支報告、事業計画、収支予算設定、総会宣言の全4号議案を上程し、全て可決承認した。
冒頭、同組合の新井稔史部会長は「昨年を振り返ると、社会貢献活動に力を入れ、障がい者と健常者の交流の場を提供する「第9回はぁ～とふるふぁんどフェスタ」を3年ぶりに開催し、大勢の人に楽しんでもらった。真に支援を求めている人に対し、青年部会の特色を生かした社会福祉貢献活動に力を入れたい。今年もスマート遊技機の導入や新紙幣に対応した設備の投資など課題は山積みだが、大衆娯楽の基盤を確立するため、青年部会は一致団結し、業界の健全化と発展に向けた努力を続ける」と述べ、組合員に理解と協力を求めた。
議事終了後には、一日100食限定で美味しいものを手軽な値段で提供するお店「佰食屋」のヒットで知られる㈱minittsの中村朱美代表取締役を招き、記念講演を催した。
講演の中で中村代表取締役は、100食限定という形にすることで得られるメリットなどを紹介。在庫ロスに寄与すること、労働時間を削減できる点などを挙げ「働き方改革や、SDGsへの対応が進むことで、人材採用コストの低減にも繋がり、その分で原価率の高さなどをカバーできた」と経営の秘訣を語った。
新井稔史部会長。
㈱minittsの中村朱美代表取締役。
