マースグループHDが業績を上方修正、スマートパチンコ・パチスロ専用ユニットの売上が好調に推移

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マースグループホールディングスは4月17日、2023年3月期通期の連結業績予想を修正すると発表した。

売上高は前回予想の185億円から203億円(増減率9.7%増)、営業利益は28億円から41億円(同46.4%増)、経常利益は32億円から47億円(同46.9%増)、純利益は20億円から32億円(同60.0%増)と、いずれも上方修正した。

同社はアミューズメント関連事業ほか、自動認識システム関連事業、ホテル・レストラン関連事業を行っており、2023年3月期の通期連結予想は、各セグメントとも前年同期の売上を上回る見込みだ。

特にアミューズメント関連事業では、スマートパチンコ・パチスロの市場導入に伴う周辺設備の更新需要が高まり、専用ユニットの売上が好調だったことが影響した。

一方、ホテル・レストラン関連事業では、新型コロナウイルス感染症の影響による低迷が続くなか、行政主導のキャンペーンや人流の緩和により需要が急回復したが、減損損失5億円を特別損失に計上する見込みとなった。これは、同社グループが保有する宿泊施設において、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき将来の回収可能性を慎重に検討した結果となる。

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