【調査】スマスロ遊技者、ポジティブな感想が増加

スマートパチスロ（以下、スマスロ）の登場から早いものでもうすぐ半年経つ。日を増すごとに認知度は広がり、一度は遊技経験のあるファンの数も増えてきたことだろう。そこで今回は、スマスロが登場して間もない昨年12月と、年末年始営業を経た今年2月について、スマスロ遊技経験と遊技感想について調査してみた。

遊技経験については、昨年12月時点で遊技経験のある割合は回答者のわずか8.7%だったが、今年2月では18.7%と10ポイント上昇した。スマスロの市場導入規模はまだまだ小さいが、着実に遊技するファンは増えているようだ。

特に、4月3日から『スマスロ北斗の拳』が登場したことで、今までスマスロに触れてこなかったファンが、スマスロを遊技する大きなキッカケとして作用することも期待されている。

今後のスマスロにおいても、実績あるシリーズ機はもとより、初めて遊技機化されるコンテンツも多く控えていると聞く。これらにより、さらにスマスロを遊技するファンは増えていきそうだ。

遊技感想については、昨年と今年を比較すると、明らかにポジティブな感想が増えている。特に「出玉性能に違いを感じた」「演出やゲーム性に面白みを感じた」の2項目については、昨年のゼロ回答ではなくなっており、新たに遊技したファンが従来機との違いを体感できたということだろう。

一方「操作が分かりにくい」「メダルがなくつまらない」と感じた割合は増加した。ホールとしては、こうした不安・不満を解消する取組みも引き続き重要だろう。メーカーにおいても更なる開発努力が期待される。