岩手県遊協、広告宣伝に関する新たな指針を制定、営業時間に関する自主規制は継続

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岩手県遊協は3月28日、広告宣伝に関する指針を制定したことを組合員パチンコホールに通知した。これにより、従前の自主規制「岩遊協の申合せ事項」は廃止される。指針は、広告宣伝の健全化を目的としており、組合員は指針に基づいて広告宣伝を適切に実施するよう求められている。

指針では、広告宣伝に関する留意事項として、地域や住民への配慮、適切な表現と宣伝文句の使用、関連通達やガイドラインを考慮した文言や画像、各種広告宣伝の適切な期間や時間、回数の制限などを規定。また、イベント開催時には射幸心をそそらないこととし、玉・メダルの積み上げや第三者による営業活動(「さらし屋」などのステルスマーケティング等)についても注意を促している。

指針の内容は、昨年末に警察庁から発出された「ぱちんこ営業における広告及び宣伝の取扱いについて」に基づいて制定し、ホール4団体による「広告宣伝ガイドライン(第1版)」に準拠している。今後、組合員には「ガイドライン」と「広告宣伝指針」を併用して遵守することを求めた。

同組合はまた、廃止した「岩遊協の申合せ事項(自主規制)」の中で定めていた「営業時間に関する自主規制」については、引き続き実施することを決めた。

営業時間は、午前9時から午後11時までとし、地区組合は、当該地域の事情等を考慮して、営業時間の始期及び終期を定めることができる。自主規制が続行される理由として、近隣住民への配慮や子どもたちの通学時間帯を避ける必要性を挙げた。

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