「LUXURY CARD(ラグジュアリーカード)」は、2016年の日本上陸以来、個人・法人のニーズに応える高級クレジットカードとして急速に普及している。パチンコ業界に進出した狙いを、セールス&マーケティング本部の斎藤裕輔本部長と業界で数多くの革新を起こしてきた㈱キーマンズの平松相大COOに聞いた。
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──ラグジュアリーカードの特長を教えてください。
斎藤 ラグジュアリーカードは、Mastercard®の最上位であるワールドエリートを採用したカードです。日本では初めてのことですね。決済金額の1.5%のポイント還元は業界最高水準で、税金や公共料金の支払いにも適用されます。また、事前入金サービスを利用することで、一度に最大で9999万円までの決済が可能です。こちらにもしっかりとポイントが付与されます(※その他特長は以下参照)。
──パチンコ業界へ進出するキッカケは?
斎藤 ホール企業様は他業種と比べ決済金額が大きく、我々も常に進出先の候補に挙がっていました。しかし、クレジットカード業界とパチンコ業界の繋がりは薄く、私自身もパイプがありませんでした。そんな中で共通の知り合いを通じて、キーマンズの平松COOと出会ったんです。
平松 私は18年前からホール向けクレジットカード決済サービスを展開していますが、このビジネスはホール企業様もクレジットカード会社様も我々売る側も三方良しですからね。以前、ホール企業様の電気料金の支払いで100億円弱をクレジット決済した時も、誰も損することがありませんでした。
遊技機購入にも利用可
──ホールの反応はどうですか?
平松 最近はオーナー様からだけではなく、税金の支払いに使いたいからと、ホール企業の財務担当の役員様からも問い合わせがあります。我々のクレジットカード決済サービスは中古遊技機や電気料金、スマート遊技機含む新台など、これまで現金決済だったものも利用できます。また、ポイント還元分を、頑張った従業員を表彰するために使っているホール企業様の事例もあります。まさに「経費(支払い)から大きな利益(ポイント)を生み出す」仕組みです。
──より魅力的なサービスに期待が掛かります。
斎藤 ホール企業様のカード決済利用率は1割ほどで、まだ普及していません。スマート遊技機やカードユニットの導入費など今後、よりお金が掛かると聞いており、我々はホール企業様を応援したいと思っています。平松COOからも、ホール企業様にとってプラスになるための改善のご要望をいただいていますので、より良いサービスをご提供できるように努めていきたいと考えております。