MIRAIぱちんこ産業連盟は2月15日、都内台東区のオーラムで理事会後に記者会見を開催した。会見で一連の広告宣伝に関する新ルールについて言及した東野昌一代表理事は、「決して緩和ではない。一番怖いのはルールから逸脱した広告宣伝。そうならないように自助努力をしていくことが大事」と訴えるなどした。
2月9日に制定された広告宣伝に関するガイドラインについては、まずは示された6類型での運用を進める中で、判断基準が明確になっていないケースなどを収集。それをもとに、全日遊連、日遊協、MIRAI、余暇進のホール系4団体が中心となり、あらためてガイドラインのブラッシュアップに向けた議論を進めていく方針だという。ガイドラインから逸脱した広告宣伝を展開する店舗に対しては、各都府県方面遊協を通じ、忠告という形で是正が促される見込みだ。
東野代表は、「ガイドラインから逸脱する行為を、自助努力で改めるのが今回のスタンス。今は様々な広告宣伝を、ガイドラインに当てはめていく作業を行っている段階にある。これからもっと事例を出していくことになるだろう」との見通しを示した。
また会見では、新たに㈱第二営業部とAdiCal Global Incorporatedの2社が賛助会員として入会したことが報告されたほか、今年4月24日から28日の5日間に渡って、大規模オンラインセミナー「MIRAIの学校2023春のオープンキャンパス」を実施することが発表された。