【調査】利便性の高さから約7割が貯玉・貯メダルを利用

今や、貯玉・貯メダルシステムは業界に広く浸透しており、会員カードを持つファンからすればごくごく一般的なサービスとなっている。今回はそんな貯玉・貯メダルについて、利用状況、利用する（しない）理由を調査した。

まず、利用状況については、約7割のファンが利用、約3割のファンが利用しないと回答している。

Q.貯玉・貯メダルをしますか？　n＝479（単位：％）

利用する理由について、一番多い割合を占めていたのが「便利だから」の45.2%。次いで、「端玉景品はいらないから」の23.2%、「貯玉の範囲内で遊びたいから」「貯まっていくのが嬉しいから」がそれぞれ14.5%だった。端玉景品を気にせず交換できる点や、現金投資をすることなく貯玉の範囲内で遊技できる点など、総じて利便性の高さを感じているファンが貯玉・貯メダルシステムを利用していることが見て取れる。

Q.貯玉・貯メダルを利用する理由は何ですか？（複数回答可） n＝509（単位：％）

一方、利用しない理由では「必ず交換したいから」が51.3%と約半数を占めた。やはりその日に使った分、出た分はその日のうちに交換して帰りたいファンも多く存在していることが分かる。次いで、「よくわからないから」が17.9%、「端玉景品も欲しいから」が9.0%となっている。また、東京などで行われている再プレイ上限制度があるから利用しないと回答した割合は4.5%に留まっており、上限に対する否定的な層は少ないことも見て取れる。

また、その他の理由として「貯玉・貯メダルがあると、ついつい使い過ぎてしまう」といった意見もあり、ファンによって捉え方は実に様々だった。今後は貯玉補償上限の引き下げなどの動きもより出てくることが想定される。注視していきたい。

Q.貯玉・貯メダルを利用しない理由は何ですか？（複数回答可） n＝156（単位：％）