写真左より、大曽根西町会の氏原甲子雄会長、《やすだ八潮店》の渡邉佳孝店長、大曽根中町会の昼間竹雄会長。
関東圏でパチンコホール23店舗をチェーン展開している安田屋の《やすだ八潮店》は7月29日、近隣の町会と「洪水災害時における緊急一時避難場所に関する協力書」を締結した。これにより、八潮市内で水害が発生した際、《やすだ八潮店》の立体駐車場が、地域の緊急一時避難場所として提供される。
当日は、八潮市役所危機管理防災課立ち会いのもと、市内の「八潮メセナ」（八潮市民文化会館・勤労福祉センター）で調印式を実施。《やすだ八潮店》の渡邉佳孝店長、大曽根西町会の氏原甲子雄会長、大曽根中町会の昼間竹雄会長らが参列し、防災協定が取り交わされた。
今回の協定は、今年5月、同店で開催された団体献血を町内会に案内した際、大曽根西町会長が、「川に囲まれている八潮地域で水害が発生した時の緊急避難場所を探している」と店舗に相談。隣の大曽根中町会も同じ悩みを抱えていたこともあり、店側がそれに応える形で今回の3者協定に至ったという。
同社では、「今後も、地域とのさらなる共生を目指して、地域社会の発展につながる貢献活動を継続して参ります」としている。なお、同社が地域と災害時における協力関係を結んだのは、《やすだ戸田店》《やすだ大和店》に続いて3店舗目となる。
