エジプトのカイロで7月19日、「フェンシング世界選手権カイロ大会」の男子エペ個人戦が行われ、見延和靖選手(NEXUS FENCING CLUB所属)が銀メダルを獲得した。男子エペの世界選手権における日本選手のメダル獲得は史上初となる。
今大会を世界ランク18位で迎えた見延選手は、準決勝で世界ランク6位のREIZLIN選手(ウクライナ)に勝利。決勝では東京2020オリンピック金メダリストで世界ランク1位のCANNONE選手(フランス)に惜敗するも、銀メダルを手にした。
国際大会個人戦でのメダル獲得は3年2ヶ月ぶりとなった見延選出は「最後まで勝ち切ることが出来ず、日本の強さを証明できなかったことが非常に悔しい。この悔しさを噛みしめ、団体戦ではチーム一丸となって金メダルを勝ち取りたい」とコメントした。