静岡県遊協が第61回通常総会、役員改選では冨田理事長を再任

投稿日:

冨田直樹理事長。

静岡県遊協は6月2日、ホテルグランヒルズ静岡で「第61回通常総会」を開催した。

冒頭、冨田直樹理事長は「遊技人口の低迷、市場規模の縮小およびホール数の減少に歯止めがかからず、県遊協加盟店舗数も237店舗となり、最盛期の半数以下になるなど業界の縮小傾向が一段と色濃くなっている」と厳しい業況について触れつつ「後ほど審議いただくが、今年度も新型コロナウイルス感染症対策を第一とするとともに、パチンコ・パチスロ依存問題対策を最優先課題として各種取組みの推進や、社会貢献活動にも積極的に取組んでいきたい」と述べ、一致団結して健全営業につとめていくことを確認した。

来賓祝辞では、静岡県警察本部・加藤悟生活安全部長、全関東遊技業組合連合会・佐藤孔一会長の2名が挨拶。加藤生活安全部長は、県下の犯罪情勢として特殊詐欺の被害が拡大していることに触れ、ホールにおける注意喚起ポスターの掲示や電光掲示板による広報啓発など、引き続き特殊詐欺根絶に向けた取組みへの協力を求めた。

佐藤会長は「豊富な経験と知識、将来に向けたビジョンをしっかり持っている冨田理事長を先頭に、静岡県遊協の組合員の皆さんが一致団結して関係団体と連携を図りながら、スピード感をもって取り組んでいくことを切に願っている」と述べた。

総会では第1~第7号議案を上程し、全て可決承認。任期満了に伴う役員改選では冨田理事長を再任した。また、総会では議案審議に先立ち寄付金贈呈式を開催。県教育委員会など3団体に計500万円を贈呈し、同寄付に対して川勝平太知事からの感謝状を授受した。

-業界ニュース
-,

© 2024 グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア) Powered by AFFINGER5