日工組、日電協、PSA、認証協の4団体は5月19日、ホール団体執行部に向けたスマート遊技機(スマートパチンコ・スマートパチスロ)の説明会を都内で開催した。
説明会では、スマート遊技機開発の目的や要件、現行機と異なるスマート遊技機のゲーム性などについてのレクチャーが行われた模様だ。さらに関係者によれば、将来的に、キャッシュレス機能の搭載や、オンラインを用いることで、遊技機をアップデートできるような構想なども示されたという。
また、この説明会に参加したホール団体幹部は、「需要が集中した場合の供給問題も含め、もう少し先でも良かったのではないか。投資する側としては判断する材料が見えなかった。今後、ホール団体の意見を取りまとめ、供給側に質問を投げかけていくことも必要だと思う」と所感を語っている。
日工組と日電協では今年3月、スマート遊技機の市場導入時期について、スマートパチスロが今年11月、スマートパチンコは来年1月を目標としていることを発表。スペック面では、スマートパチスロ、スマートパチンコともに、現行機よりもゲーム性が拡がる見込みであることが明らかにされている。