玉越が年度方針発表、新規事業の創出や店舗リニューアルを推進、エンタメタクシー運行も

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テープカットの様子

愛知県内で8店舗をチェーン展開している玉越は4月6日、名古屋マリオットアソシアホテルで、第40期年度方針発表会を感染症拡大防止対策を講じたうえで開催した。同会は、昨年、一昨年と、コロナ禍を受け中止になっており、開催は3年ぶりとなる。当日は150人ほどの関係者らが出席した。

第1部の年度方針発表会では、髙木宏動社長が増収増益となった前期の業績を振り返りながら、40期という節目を迎える今期の事業方針を発表。遊技事業を主軸に据えつつ、新規事業の創出や若手の人材育成などに力を注いでいく構えを示した。また、営業統括部からは、店舗の改装工事を順次実施していくことに加え、組織力のさらなる強化を目的に、事業部間の連携を加速させていく方針を掲げるなどした。

第2部では、40周年特別企画として、地域への感謝を具体的に表現したという「エンタメタクシー」走行開始式を実施。ゲストとして、元SKE48で声優の矢方美紀さんが登場して華を添えた。このタクシーは普通のタクシーとして運行されるが、毎月第1金曜日は、同社のスタッフが厳選した歴史的名所や、ショッピングモール等のおすすめスポットまで無料で乗車することができる。

髙木社長は、「昨年来、記念企画として何かできないかということを社内で検討してきた。地域への感謝の気持ちを形にしたいいう思いからこの企画が生まれた。今年の12月まで普通のタクシーとして運行するが、ぜひ利用して貰いたい。車内ではおみくじも用意されているので、一つのエンターテイメントとして楽しんでもらえれば」と挨拶した。

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