ダイコク電機(名古屋市、大上誠一郎代表取締役社長)は4月1日、学術研究を背景とする高度AI技術を保有し、北海道大学が認定する先端AIベンチャー企業である調和技研(札幌市、中村拓哉代表取締役社長)に出資したことを発表した。
ダイコク電機は、2023年3月期からの中期経営計画(3カ年)において、クラウドサーバーを活用したパチンコホール経営支援サービス「MIRAIGATE サービス」の拡充により、業界唯一のプラットフォームを構築し、ストック型ビジネスの更なる成長を目指している。
一方、調和技研は多くの大学の研究室と連携し、高度な専門性を有する研究開発能力を背景に、AI 研究開発事業としてクライアントの需要ステージに合わせて提供サービスを最適化し、知的・ライセンス事業として画像系エンジン「visee」、言語系エンジン「lango」、数値系エンジン「furas」などの AI エンジンを様々な業種の課題解決のためのプロダクトへと昇華させ、ストック型サービスとして提供している。
ダイコク電機では「調和技研への出資を通じて、革新的なパチンコホール及びパチンコファン向けソリューションを生み出す開発体制を強化し、顧客により価値の高い製品サービスを提供することで、事業拡大・企業価値向上を目指してまいります」としている。
■調和技研の概要
会社名:株式会社調和技研
所在地:札幌市北区北21条西12丁目2 北大ビジネス・スプリング305号室
代表者:代表取締役社長 中村拓哉氏
事業内容:AI導入コンサル、AI研究開発・実装・運用、AIエンジンの提供、人材育成
資本金:3億1,675万円(資本準備金含む)(2022年3月18日現在)
会社設立:2009年11月4日
URL:https://www.chowagiken.co.jp/