平和は2月9日、2022年3月期第3四半期の決算を公表。売上高923億7,600万円(前年同期比21.4%増)、経常利益98億7,600万円(同313.6%増)、純利益46億400万円(前年同期は25億2,800万円の損失)と増収増益となった。
第3四半期の遊技機事業では、パチンコ機『ガールズ&パンツァー劇場版』『NEW TOKIO』など、パチスロ機『うまい棒』『パチスロ戦国乙女 暁の関ヶ原-DARKNESS-』など、合計で22,000台(前年同期比18,000台増)を販売。その結果、新型コロナの影響で販売台数が伸び悩んだ前年同期と比較し、同事業における売上高は増加し、利益面では損失の幅が縮小した。
一方、ゴルフ事業では、緊急事態宣言等が解除された昨年10月以降において、顧客単価が回復傾向だったことに加えて、新規で取得したゴルフ場の運営を開始したこと等により、売上高および利益面で前年同期を上回った。
通期の業績は、売上高1,206億円(前年同期比11.9%増)、経常利益87億円(同50%増)、純利益14億円(同61.8%増)を見込んだ。第4四半期では希望退職制度の実施により、約21億円の特別損失を予定。このことによる来期の固定費削減効果は約20億円としている。
遊技機の販売は、第4四半期においてパチンコ1機種、パチスロ2機種を予定。年間トータルの予定販売台数はパチンコ63,000台(前年度比13,000台増)、パチスロ29,000台(同6,000台減)、合計92,000台(同6,000台増)を計画している。