20年の時を経てあのALADDINが蘇りました。『パチスロアラジンAクラシック』を安定運用するには販促をどうすれば良いのか? ポイントは『非・古き良き』にあります(文=梶川弘徳/CFY代表取締役)。
「古き良き」に新しさをプラス
同機は、お馴染みのドット演出ほか、「アラジンチャンス(AC)」や「単チェリー」が健在で、名機『アラジンA』のゲーム性を忠実に再現しています。また、アラジン独自の抽選システムとなる“状態”(=AC高確率状態)も踏襲。伝説の『一連のACと“状態”のループ』が魅力のゲーム性になっており、4号機世代なら一度は触れたい機種と言えるでしょう。
さらに、『アラジンA』のゲーム性の再現だけではなく、天井となる1,200Gで必ず“状態”に突入するなど、6.2号機の有利区間3,000Gを上手く活用しており、時代に合わせた新しい『アラジンA』となります。
名機の再現として開発した同機は、「古き良き」というだけではなく、新しい要素を搭載した「伝説を超える」機種として打ち出し、4号機の『アラジンA』を知らないプレイヤーにも魅力的に見える販促運用が重要となります。
・販促ポイント
では、どのように販促を行えば良いのでしょうか。今回は、『非・古き良き』という観点で2つの販促ポイントを挙げたいと思います。
①AC高確率移行期待度
4号機の『アラジンA』を遊技したことがないプレイヤーは、高確率状態に入れてからATを引くというゲーム性に慣れていないことも考えられます。まずは「AC高確率に移行する」というイメージを与えることが同機の1つ目の販促ポイントとなります。
AC高確率に移行する条件としては、主に単チェリーを引くことでの期待度40%、または100G毎に到来するゲーム数解除のチャンス、基本的にはこのどちらかになります。プレイヤーに『単チェリー』と『100G毎』を意識しながら遊技して頂けるような販促の実施が重要となります。
②最大のチャンス
同機は、『ACループ終了時が最大のチャンス』という要素を打ち出しています。一連のACループが終了、又は有利区間が終了した時の引き戻し率が約50%となっており、ACループが終わっても期待感がまだ続くことが最大の魅力となっています。
これは、ACループや有利区間終了時の“即ヤメ”を防止する施策として設計しており、プレイヤーにもホールにも嬉しいスペック要素となります。「ACループ後にリールが消灯して有利区間ランプが消えると引き戻し期待度が50%」ということが同機の2つ目の販促ポイントです。
これら2つの販促ポイントを訴求することで古き良きだけではなく、新しい魅力ある機種であると認知してもらいたいと思います。
◆プロフィール
梶川弘徳(かじかわ ひろのり)
株式会社CFY代表取締役
パチンコホール企業で営業部長として営業戦略や組織マネジメントの責任者として活躍し、2009年33歳で㈱CFYを設立して現在に至る。座右の銘は会社名の由来でもある「Crazy For You(あなたのために)」
●株式会社シー・エフ・ワイ
URL:https://amuse.cfy.jp/
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