新台販売トップ、パチンコ『沖縄5』、パチスロ『アイムジャグラー』

投稿日:2021年12月17日 更新日:

パチンコビレッジは12月17日、都内台東区の上野ターミナルホテルで「パチンコ・パチスロ販売実績2021発表会」を開催。2021年における新台の総販売台数、個別機種の販売台数ランキング、メーカー別の販売台数ランキング、2022年の見通しなどを同社の村岡裕之代表取締役らが説明した。

2021年における新台の総販売台数は、パチンコ110.5万台(前年比116%)、パチスロ64.7万台(同161%)となった。パチンコは昨年、新台の販売台数が100万台を割り込んだが、今年は海物語シリーズの新規則機への入替や市場ニーズの高い新台の登場などで100万台の水準に回復。一方のパチスロは、6号機ジャグラーの本格的な導入が進んだことなどが後押しし、前年比では大きく販売台数を伸ばした。

販売台数の上位5機種は以下の通り。

◆パチンコ
Pスーパー海物語IN沖縄5(三洋物産)
→88,000台
PAスーパー海物語IN沖縄5withアイマリン(三洋物産)
→64,000台
PA大海物語4スペシャルWithアグネス・ラム(三洋物産)
→46,000台
P牙狼月虹ノ旅人(サンセイアールアンドディ)
→41,000台
新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~(ビスティ)
→41,000台

◆パチスロ
アイムジャグラーEX(北電子)
→87,500台
マイジャグラーⅤ
→60,000台
ファンキージャグラー2(北電子)
→30,000台
SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ
[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語(ミズホ)
→25,000台
新ハナビ(エレコ)
→24,000台

パチンコは海物語シリーズ、パチスロはジャグラーシリーズが、何れも上位3機種を占めた。その結果が、メーカー(グループ企業含む)別の販売台数ランキングにも反映され、パチンコは三洋物産(販売台数:36万1,500台)、パチスロは北電子(同18万8,000台)がトップとなった。以下、パチンコはSANKYO(同17万9,000台)、ニューギン(95,000台)、パチスロはユニバーサル(同92,500台)、サミー(同72,500台)と続いた。

来年(2022年)の新台販売の見通しについて、同社の村岡裕之代表取締役は「安心要素としてパチスロの規制緩和、期待要素としてスマートパチンコ、パチスロの登場が挙げられる。一方、部材不足の解消がいつ頃になるのかが見えない点が不安要素となる。来年の夏ごろまでは半導体不足などの影響で新台販売は低調に推移するだろうが、早ければお盆前あたりに規制緩和されたパチスロ機が出てくる。パチンコの新台販売台数は今年より減り、90万台ほどで推移するだろう。パチスロは期待できる機械がお盆前に登場すると今年並み(65万台)かそれ以上、登場が遅れるようなら50万台を割り込むのではないか」と述べた。

パチンコビレッジの村岡裕之代表取締役

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