ビスで傷んだ島補修・台固定強化を12,000円から
取付機「どんぴしゃシリーズ」をDIYで

投稿日:2021年11月12日 更新日:

入替業務の省力化を実現する「どんぴしゃシリーズ」などを展開しているスリーストン(https://3stone.co.jp/)はこのほど、度重なる入替作業で傷んだ島を、ホール担当者が自ら補修できる『台固定修復パック』をリリース。低価格で島をDIY修復(台固定の安定化)するという新たな発想に高い関心が寄せられている。

頻度に比例、島の傷み
入替内製化で顕在化

長年のビス留め・釘打ちによる傷みや、経年劣化によるがたつきは、頻繁に遊技機の入れ替えを行う島ほど顕著だ。そしてそのことが、入替業務の内製化が進行するなか、これまで気づきにくかった課題として顕在化してきている。当然ながら傷んだ島では、固定が甘くなり傾斜が安定しないばかりか、そもそも遊技機の取り付け自体が困難になるという弊害すら生んでいる。とりわけ繊細な傾斜調整が必要となっているパチンコ機に至っては、営業機として戦力化することも難しくなる。

とはいえ、業界を取り巻く今の厳しい情勢を踏まえれば、島の大規模修繕を実施するコストの捻出を躊躇しがちなのも事実だ。

ホール関係者は、「入替島だけでも修繕をしたいが、島を倒しての大規模修繕となれば、島に関わる全ての設備業者が関わり、巨額な費用が必要になってくる。コロナで売上が減少しているうえ、旧規則機の入れ替えも加速していく今後、既存店で多額の設備投資は難しい」と苦しい胸の内を明かす。パテ埋めをはじめとするその場しのぎの対応には限界があり、島や遊技台の精度を維持するためには、そもそも釘打ちやビス留めといった遊技機の取り付け方自体に課題もあるだろう。

そのような状況のなか、効率的な入替業務内製化ツールを販売しているスリーストンが着目したのは、自社の遊技台取付機『どんぴしゃパーフェクトNEO』を島の補修や固定化に活用できないか、という発想だ。

さらに、極力コストを抑制するためにあえて打ち出したのが、工事業者を介さず、ホール担当者自らが取り付け作業を実施する「DIY(Do-it-yourself=自分で行う)」というスタイル。つまり、必要コストは、取付機本体価格である12,000円または17,600円(送料別)だ。

1台分だけ修繕可能
動画マニュアルも用意

実際に修繕を行う流れはこうだ。

ホールの担当者は、同社から郵送される遊技台取付機『どんぴしゃパーフェクトNEO』を、ホームページからダウンロードできるマニュアルに沿って取り付けるだけ。なお、取り付けマニュアルは動画でも用意されている。

加えて、取り付けに必要となる専用治具類については、レンタルや販売でも対応するほか、今後、都内にある同社のショールームで、実際の取り付け作業を体験できるようにもしていきたい考えだ。

そしてDIYのメリットは、店側が都合のいい時に、例えば特に傷んでいる1台部分だけといったフレキシブルな修繕もできる。

さらにもともとが遊技機の取付機なので、他のツールと組み合わせることで、遊技台入れ替え作業の効率化に役立てることも可能だ。もしくは、最初から取付けておけば、ビス留めや釘打ちを行うことがないため、島の寿命を大幅に延ばせるメリットも有している。

商品ラインナップは2種類。一つは、木枠ごと設置できるタイプで、木枠と台本体の分離が不要となっている取付機だ。固定能力は400キロ張力に耐えうるロック機構で、傾斜調整も『傾ショック』を用いることで、ガラス面を開けずに行うことができる。

もう一つが、様々な島や周辺設備に装着でき、台の固定時に木枠と本体を一度セパレートするタイプ。台上部を支える「ハサミ」部分が強化され、自動車にも使用される高耐久性ベルトで傾斜を調整する。傾斜に関しては、こちらも、『傾ショック』を使うことでガラス面を開けずに調整できる。

これまで以上にコスト意識が高まる今、こういった商品を活用した島修繕や固定化は、内製化を自己完結させ、営業を下支えする重要ツールともいえそうだ。

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