SmartAnalysisが叶える
次世代型経営スタイル
（文＝森拓也／スマートアプリケーション代表取締役）
新型コロナウイルスの感染拡大で消費行動が大きく変化し、依然として回復が順調であるとは言えません。
パチンコホール業界を取り巻く環境も過渡期であり、年末に向けた大幅な遊技機入替を中心に、人材難における効率的人材の活用方法の見直し、顧客との多様な接点のもち方の検討、営業戦略の再構築──等、デジタルシフトが必要不可欠な状況です。
他方、グローバルでは、ビッグデータ活用やAI、IoT、ブロックチェーンなどのデジタル技術を活用した「第四次産業革命」が起こっています。これらの技術革新により、製品やサービス、ビジネスモデル、業務そのものや組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立する「デジタルトランスフォーメーション（DX）」が急速に進められています。
情報格差の拡大が顕著になっている一方、環境変化、経営・事業の変化に対し効率的にDX化を進めていくことで差別化を図るチャンスでもあります。
DX化を成功するためには、既存システムの刷新の必要性や実行プロセス、経営層・事業部門・情報システム部門のあるべき役割分担が構築され、デジタル／アナログの区別なく経営判断や業務判断に必要なデータがリアルタイムに把握できる仕組みの構築を確実に実行する事が重要です。
株式会社スマートアプリケーションは、本業の利益向上に直結する計画・実績対比と進捗即時把握、稼動／粗利のバランス、購入撤去判断、適正人員配置、作業業務の極小化とデータに基づく知的労働環境の構築──など、最低限のコストで、最高のパフォーマンスを導くための独自システム構築を推進しております。次回以降、パチンコホールにおけるDXの実例をご紹介いたします。
森 拓也（もり・たくや）●株式会社スマートアプリケーション代表取締役。金融業界にて融資、審査、予算統括、IPO支援、海外企業との事業提携、M&A、金融スキーム構築業務に従事。ITCベンチャー企業（GMS、小売、外食、アパレルチェーン店向け）に転職し取締役として管理部門統括、IPO、IR業務、IoTを活用した各種システム構築業務を対応し2003年よりパチンコホール向けの各種システムやネットワーク提供業務を行う。2004年より慶応大学ナノテクベンチャー取締役兼務。2009年7月、スマートアプリケーションを起業し現在に至る。●株式会社スマートアプリケーション
