東京都遊協、高射幸性パチスロ機の設置店舗に3回目の組合員資格停止を決議

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東京・市谷の遊技会館とオンラインで行われた都遊協8月理事会。

東京都遊技業協同組合は8月12日に定例理事会を開き、組合員のパチンコホール《パールショップともえ町田609》の組合員資格停止を決議した。同店舗は3回目の組合員資格停止の処分となる。

都遊協によると当該店舗は、2020年5月20日パチンコ・パチスロ産業21世紀会が決議した『旧規則機の取扱いに関する決議』、及び2020年7月21日都遊協理事会において決議した『旧規則機の取扱いに関するパチンコ・パチスロ産業21世紀会決議の承認』に違背して、撤去期限を経過した高射幸性パチスロ機『ミリオンゴッド-神々の凱旋-BD』、『戦国コレクション2KS』、ならびに『スーパービンゴネオM1』を撤去せずに稼働させており、「組合員の資格停止に関する規約」の資格停止事由に該当する、とした。

都遊協は審議にあたり、決議事項を履行しない組合員を放置することは特定の組合員を優遇していると取られかねないこと、決議事項を遵守している組合員にとって看過し難い状況であること、他の組合員からの是正要請を含め、不満の声が上がっていること、文書による改善勧告や健全化センターによる立入指導など組合運営に支障をきたしていることなどを説明。

さらに、今回の理事会決議の不履行を黙認することになれば、他の組合員の理事会決議を遵守しない意識の拡散や助長が想定され、組合運営にさらなる支障をきたす恐れがあることなども指摘した。

資格停止期間は180日間(2022年2月7日まで)とし、出席理事の賛成多数で組合員資格停止の処分を可決した。

旧規則機の取扱いに関する21世紀会決議をめぐる同店舗への組合員資格停止は3回目。1回目の停止期間は60日間、2回目は180日間だった。

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