新規則機の設置比率、パチスロは10%近く目標値を下回る

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全日遊連は7月15日、6月末時点における全国ホールのパチンコ、パチスロ新規則機の設置比率をまとめた『新規則機「設置比率」の進捗計画』および『県別 新規則機 設置比率(都道府県順)』を都府県方面遊協宛てに通知した。

「21世紀会決議」では6月末の新規則機の設置比率の目標値を70.0%と定めている。これに対し、実際の新規則機の設置比率は全国平均で約66.0%と目標値を下回った。

遊技機別に見ると、パチンコが約72.0%、パチスロが約56.8%。全日遊連が通知した文書では「特に回胴式遊技機(パチスロ機)の進捗率は5月末と同様に、目標値から10%近く低い状況」と、パチスロ機の進捗率の低さを指摘している。

都道府県別では現状、設置比率の目標値(70.0%)を上回っているのは、群馬県(73.6%)と徳島県(71.2%)のみで、ほとんどの地域が60%台で推移。パチスロ新規則機の設置比率が33.3%と、他地域(50~60%台で推移)に比べて一段と低い沖縄県は、全体で見ても設置比率が49.4%となっており、新規則機の普及が特に進んでいない現状にある。

今後の設置比率の目標値は、7月末が75.0%、9月末が80.0%、10月末が85.0%、11月末が90.0%、12月末が95.0%、2021年1月末が100%となっている。

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